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2007年12月20日    コメント ( 6 )

ゾナー85mm/2,8は素晴らしかった。

正直に白状しますと、ゾナー85/2.8というレンズをかなり甘く見ていました。このレンズと同じ焦点距離にはプラナー85/1.4という有名な大開放レンズがあった為に、あまり関心を寄せていませんでした。

しかし、それは完全な誤りだったのです。

夏にこのレンズを使った際にも何となくは感じていたのですが、かなり良いんじゃないかと今回改めて認識。

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 85mm F2.8 T*

やたらと描写が良くて、発色も素晴らしい。元々、僕は彩度をやや高めに画像処理を行っていますが、最初から良い具合の画像が出て来るんです。確かにハッセルブラッド用のゾナーもそんな傾向。これがゾナーレンズの特徴なのかな。プラナーは気持ち柔らかめに感じるし。

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

これがゾナー85ミリ。すごくコンパクトです。しかし、

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss Planar FE 80mm F2.8 T*

フードを付けると、とんでもないことに(笑)。左からゾナー85/2.8、プラナー50/1.4、ディスタゴン35/1.4。ちなみに奥にあるのは、CANONのEF24-105mm F4L IS。これはデカイ。

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カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 85mm F2.8 T*

そして今日は、こんな感じに凍り付くほど冷え込んでいました。日が出ているのに全然溶ける気配無し。早朝とかでもなく、昼の11時。

071220_05.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 85mm F2.8 T*

猛烈に寒い(気温自体はマイナス数度程度)のに元気な二人。去年は日本にいたし、一昨年は職人試験が始まったばかりだったので、こうやって子供達とは遊びに来ていませんでした。こんな寒さの中で遊ぶ(撮影する)のは大人には大変だよ。


071220_06.jpg

カメラ: Canon EOS 5D

レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 85mm F2.8 T*

手袋(実質、スキー用グローブ)を付けていると、ピント合わせも難しいし、シャッターを押せないので、しょうがなく素手で撮影。しかも、冗談かっていう位にヘリコイドが重くなるので、かじかんだ手にはもう大変。

さらにもう一つ。
撮影時に息をすると、ファインダーが曇るんです(笑)。呼吸を止めて被写体を追うなんて初めてです。。。

071220_07.jpg

カメラ: Canon EOS 5D
レンズ: Carl Zeiss (Contax) Sonnar 85mm F2.8 T*

描写は素晴らしい。絞り開放(絞りリングを動かすのさえ億劫)でもいきなりシャープ。肌もなんか良い感じ。

次回につづく。


 
 

コメント

 京セラ/コンタックスはとにかく大きなボディでしたのでディスタゴン35mm/f1.4や21mm/f2.8なども気にならなかったのでしょうが小型のAriaに合わせて発売されたのがこのゾナー85mm/f2.8とバリオゾナー28〜70/f3.5〜4.5です。私もこの2本をAriaに装着して愛用しています。しかし、失礼ながらikuruさんの85mmはヘリコイドなどの変化がだいぶ目立つようですね。
 京セラ末期の数年出されたため85mmは日本製は存在しないようです。かつて85mm/f1.4を所有していましたが大きすぎるので手放した経緯があるのでこのレンズは貴重です。それにしてもこのシリーズのフードの大きさはコンパクトなレンズをバカにしているとしか思えない。あと気になるのが初期の製品でゾナー100mmf3.5も大変コンパクトでいいレンズです。日本でもあまり見かけませんし、あっても結構な値段がついています。私は父の遺品のそれを大切にしています。

投稿者 sochaux


sochauxさん
このレンズ、外観は結構使い込まれている雰囲気です。ヘリコイドのゴムなどにも劣化が感じられますしね。ドイツ製の物ですが、日本製もあるみたいですよ。ヘリコイドの幅が少し広いようです。100mmもチェックしてみますね。

投稿者 Ikuru


 失礼しました。ゾナー85mmf2.8について確認しました。1975年からドイツ製として生産され、1982年からMMレンズとして日本製が作られたそうです。しかし1987年のカタログにはドイツ製AEと日本製MMが掲載されていましたがその後、カタログからは消えてしまい。1998年から再びドイツ製MMとして再発売になったようです。要するに80年代後半から90年代後半までの10年ほどブランクがあり、日本製も5年ほどでカタログ落ちしています。やっぱり不思議な扱いを受けたレンズです。その意味で日本製は貴重品ではないでしょうか。標準レンズ並みのサイズのこのレンズ、CONTAXの中ではとても貴重です。
 ヘリコイドにゴムのリングをつけたのは昔のトプコンREスーパーが最初でしょう。只、トプコールのそれはもうゴムが劣化して、伸びきって鏡胴からぶらぶらしているものが有ったりします。CONTAXのはその点かなり古いレンズでもしっかり鏡胴にしがみついているものが多いようです。トプコールも大好きですが。

投稿者 sochaux


sochauxさん
情報ありがとうございます。ということはこのレンズは80年代以前の物だと言うことでしょうか?

投稿者 Ikuru


コンタックスの85には 1.2 1.4 2.8 とあるのですが(1.2は見たことがありません。なんせ限定で50万円!素晴らしいらしいけど)、14.と2.8なら断然2.8が好きです。こいつの発色とびっしとしたビンが大好き。朝日カメラによると開放の解像度が260本/mmで記録的だそうです。dpiになおすと13208dpiか(1.4の方は80本)

コンパクトなのは確かですが、それが主目的のレンズではありません。暗い小さなレンズでも6万円ほどしたので、他社比較ではそれなりに高価でした。

投稿者 snama


snamaさん
そうだったんですかー。他がどれ位かは知りませんがずば抜けているようです。どうりで良く写るわけですね!

投稿者 いくる


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